SLIM2024年01月21日

昨日、月探査機「 SLIMスリム 」が月面着陸に成功した。世界で5か国目の月面着陸だ。ただ、機体に搭載された太陽電池が発電できない状態だという。着陸時の探査機から太陽電池発電がないというデータは送られてきているわけなのでアンテナは地球に向いているのだろう。探査機は太陽電池を上にして横向きにコケて着陸する仕様だ。ネット上では、コケるにはコケたがコケ過ぎて七転八倒の上パネルを地面に向けて制止したのではないかというものや、そこまでいかなくても太陽を背にパネルが横を向いて着陸したのではないかという推測が乱れ飛んでいる。

ワシが最も気になるのは高度インジケータ(縦軸zm)がマイナス以下の位置で止まったことだ。ということは探査機センサーが捉えた地表高度以下に沈んだか転がり落ちたかというようにも読める。この地表以下の深さの表示がどの程度の精度かは知らないが気になる。何はともあれ宇宙工学の専門家たちはこの着陸にもろ手を挙げて祝福しているので偉大なことなのはなんとなくわかる。映像などの解析には1か月を要するという。なんでそんなかかるのか素人には不明だが、JAXAはパネルに太陽光が当たり発電するタイミングを待っているのかもしれない。まずは着陸おめでとう。

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