オッペンハイマー2024年04月10日

3時間の長い映画。アカデミー取るまでは長いだけで面白くないだろうなと思っていた。賞を取るくらいならどこかいいとこがあるのかなと騙されたつもりで観たが、直感通り観なくていい映画だった。昨年もアカデミー賞映画「エブエブ(エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス)」は何のことだかさっぱりわからなかった。でも一昨年は「コーダ あいのうた」で感動しているので毎年騙されているわけではない。今年は大丈夫かなと思ったのだが2年続けてアウトだった。だらだらとオッペンハイマーが共産主義者かどうか、スパイに協力したのではないかという査問が続き、そこに回想シーンで原爆開発の経過を映し出すパターンが続くのだがオッペンハイマーの歴史や知人関係を知らない者には何が何だかわからなくなる。

効果音だけがやたらにデカくてうるさくて仕方ない。結局3時間のうち最初の60分で飽きが来て、早く終わらないかと時計を何度も確認した。オッペンハイマーが広島長崎の原爆投下に加担して、その贖罪に査問を受けているのは分かるが、なんで3時間もだらだらと続けるのかが分からない。映画はわくわくするエンタメでなければならないとワシはいつも思う。結局、量子論が理解できなかったアインシュタイン師匠が彼に投げかけた言葉も、科学者は新しい地平を開けばそこから苦悩が始まるみたいな言葉でエンディングとなる。はぁー?状態となり、長時間駐車で800円も取られ、金返せと思いつつ家路につく。

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