温泉の温度2024年03月17日

近頃の温泉はぬるめ設定で熱い湯が嫌いな若者のを誘導しているというがそれでも熱い温泉は山ほどある。草津温泉だったか温泉道場なるものがあり、45度に入れというが足をつけるだけで退散した記憶がある。ワシはぬるい温泉が好きなので、外気に冷やされて少しでも温度の低い露天を選んでいる。ワシの時計には温度計がついているのでいつも温泉温度を測っているのだが、近頃は少しぬるく感じる時は40度なのだ。ここ1年ほどで温度知覚が1度ほど鈍感になっているらいしい。今日もちょうどいいなと思っていたら42度もあった。

こうして身体は全ての機能にわたり鈍化し劣化していくのだ。これを誰だか死の準備だと言っていたのを思い出した。重い病も若い時ほどは痛みを感じず、辛い悩みも若い時ほどは傷付かず、まぁヨイヨイとあの世に向かうのだろう。高野山の奥の院エリアには戦国大名や名士が所狭しと墓を建て極楽浄土を願っている。散々人殺しや収奪をしたにもかかわらず更に強欲に極楽浄土を願う。これらの人の卑しさも含めて空海和尚は受け入れたのだろう。今日は宿坊で泊まっているが、罰当たりにも持ち込んだ缶ビールをいただいている。南無阿弥陀仏。
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