四月になれば彼女は2024年03月28日

川村元気による同名ベストセラー恋愛小説を、佐藤健、長澤まさみ、森七菜の共演で映画化したラブストーリー。何も見る映画がなかったのでTOHOシネマズのポイントが溜まっていたので観た。長澤まさみは映画に出まくっているがちょいと食傷気味だ。森七菜もメンヘラ役の元カノ役で似合わない。優柔不断の王者佐藤健ではあるが35歳ではさすがに22歳の森との1歳違いの設定はしんどい。人気役者を揃え、森は海外ロケまでしたのに痛い映画となった。長澤も森も陽キャラが多いので陰キャらを演じられても頭が追い付かない。ちなみに何の前情報も調べずに映画を見ると二人の名前を思い出すのに囚われてしまい上映半ばくらいまで集中できなかったこともあるのかもしれない。

佐藤の元カノの森が父との関係から佐藤との海外各地の絶景朝日を見る旅行に行けずに別れの原因になったという設定だ。父との関係はたぶん性加害なのだろうがはっきりしない。父親役が竹野内豊なので蓋然性が感じられないのだ。獣医の長澤はその元カノの手紙を見て不治の病で療養する週末ケア施設の看護師になるというのも、怖い話ではではあるが、現実味がない。そこで死んだ元カノの森が撮った長澤の写真を見て呼び戻しに行くというのも「はぁー」と唸ってしまった。ただで観る映画は期待をしないからだが、デューン 砂の惑星 PART2に続いて眠たい映画だった。海外ロケがちょいだしだけでもったいない映画だ。
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