ホイットニー・ヒューストン2023年03月12日

U-NEXTの残りポイントが新作1回分となったのでホイットニーヒューストンを観た。先週はエルビスだったので偶然だが落ちぶれていくビッグアーティストシリーズになった。ホイットニーヒューストンは「I Will Always Love You」が大ヒットしたケビンコスナーとの共演映画「ボディーガード」(1992年)で初めて知った。映画を見ているとこの絶頂期でもごたごたを抱える彼女の私生活が描かれ、アメリカンドリームの裏側で才能を貪り喰うハイエナのような取り巻きがすごい。エルビスの時も同じだが、最も近しい身内の底抜けの金欲が恐ろしい。主役のナオミ・アッキーの演技力は口パクにしても素晴らしい。ほとんどがフルコーラスなので実際に歌わせても良かったのではないかと思うほどの渾身の演技だった。

こんなのを見ていると日本のアーティストとは次元が違うことを思い知らされる。けれども、エルビスもホイットニーヒューストンも薬中で身を滅ぼして亡くなっていく悲しい結末だ。日本人の大アーティストと言われる人たちの中にも破滅的な人も時々あるがこれほど酷くはない。才能も取り巻きの群がり方も滅び方も次元が違うという事か。
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