MRI(磁気共鳴画像法)2024年03月29日

首の痛みが治まらないのでMRI検査をすることにした。6年程前にも頸椎のMRI検査で頸椎ヘルニアの画像は得ているのだが、それが進行しているのかどうかを確認するためだ。検査には20分程度を要する。磁気トンネルの中に頭を突っ込んで画像を得るのだが、仕組みは読んでも難しすぎて理解できない。CT検査はX線を用いて放射線の透過具合で画像を得る。MRIは磁気の中での水素原子核の応答を調べることで、人体内部の様子を映し出す。磁気の強度を変えることにより水素原子の発信する電波を読み取るというのだがここで意味が分からなくなる。MRIは水や油を含む柔らかいものを読み取るのが得意なので軟骨だけでなく腫瘍や血管などを鮮明に映し出すそうだ。

ガンガン音がするのは磁力を変化させることにより筐体自身が共鳴して音が出るらしい。室内で一貫して鳴っているポンプ音のような音は筐体のコイルを絶対零度近くまで冷やす液体ヘリウムを循環させている音なのかもしれない。通常コイルに電気を送ると磁場だけでなく発熱をしてコイルの電気抵抗を高める。それを冷やして超電導状態にすることによって、強い磁場が発生するそうだ。超電導で静岡のリニアモーターカートンネル工事を拒否ってる川勝平太知事を思い出し気分が悪くなったので考えるのをやめ、騒音の中を過ごした。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://so2.asablo.jp/blog/2024/03/29/9671460/tb

Google
www Blog