限られたリソース2023年07月09日

心理士会のリモート研修会があったので聴講した。講師は北教大の蔦森さんだが、STRAW-Rを紹介して音韻障害や流暢性の困難を説明していた。ただ、そのプロフィールの数値だけを見て3分ほどでどこが弱くて支援方法は何か考えてブレイクアウトで話し合えというのはいささか乱暴なアプローチだ。そもそもSTRAWそのもをやったことがない受講者に数値を見てどれだけ落ち込んでいるかを計算させるだけでも無理がある。そんなことをするよりも我々が提案しているグラフでのプロフィール表を示して考えさせれば無駄なところにリソースを割いて分析の前で力尽き果てさせるよりはるかに有用な話ができるのに、それがわかっていない。

2事例のブレイクアウトルームではしびれが切れて、我々の作成したグラフに入力して少し説明をすると皆感心してくれた。つまらないところでリソースを使い果たして肝心な学習に力がそそげなくなるのは大人も子供も同じなのだ。賢い人はそのことが分かっていないので、本当にできない子どもの子どもの気持ちが理解できているかどうか疑問になる。