BDの生産終了2025年03月27日

BDの生産終了
ブルーレイディスク(BD)市場は急速に縮小し、録画文化の終焉が迫っている。今年1月、ソニーグループがBDの生産終了を発表し、業界に大きな影響を与えた。背景には、動画配信サービスやクラウド保存の普及があり、手間のかかる光ディスクへの保存は敬遠される傾向にある。台湾のバーベイタムジャパンは生産継続を表明したものの、需要の減少は深刻で、BDやレコーダーの未来は不透明だ。録画機器の需要も減少しており、BDレコーダーの出荷台数はピーク時の15%程度まで落ち込んでいる。業界内ではさらなる撤退が懸念され、新製品の開発も抑制されている。一方で、動画配信では見られないコンテンツを保存したい「推し活」需要が一定の市場を維持しており、録画機器を重宝するユーザーも多い。BDやレコーダーが完全に消えるかは不明だが、「推し活」市場が最後の希望となっている。メーカーは現行製品の販売を継続しつつ、長期的な動向を注視する必要がある。録画文化の未来は、進化する消費者ニーズにどれだけ対応できるかにかかっている。光ディスク技術は、1980年代にアナログ映像・音声を記録するレーザーディスク(LD)から始まり進化を遂げてきた。1982年にはコンパクトディスク(CD)が登場し、音楽市場に革新をもたらした。その後、1995年にはDVDが映像記録媒体として普及し、4.7GBの容量を提供。2003年には高解像度映像に対応したブルーレイディスク(BD)が登場し、さらに大容量化が進んだ。

LDは昭和のカラオケスナックで使われ始め、当時はスナックのママが8トラックのカセットをガチャガチャと入れ替えていたが、ある日、大きな光ディスクを大事そうにプレーヤーに入れていたのを思い出す。映像が妙に艶めかしかったことが印象的だ。音楽CDの思い出といえば、MD(ミニディスク)に録音してお気に入りを作っていたが、再生汎用性の高いCD-Rに取って代わられ、MDはあっという間にお蔵入りした。平成に入るとMP3録音が主流となり、ディスクを持ち歩くこともなくなった。DVDは、レンタルビデオ店で映画を借りるのが流行した時代が最盛期だったが、これも10年ほどでネット配信に取って代わられた。パソコンはDVDやBDレコーダーが標準装備されているモデルを好んで購入していたが、最近はBDレコーダーを使う機会もなくなった。先日、隣人がBDを再生したいと言ってきたが、液晶テレビには留守録HDDしか接続されていなかった。しかし、プレイステーションがBD対応だったことを思い出し、試してみることに。作動音はするが映らない。原因はBDの裏表を逆に入れていたことだった。久しぶりに使うあまり、光ディスクの入れ方すら忘れていたのだ。光ディスクには、その変遷とともにたくさんの思い出が詰まっている。

トラックボールマウス2024年05月31日

10年使い続けたマウスの誤作動が目立ち始め電池を替えても回復しないのであきらめて新調することにした。最近トラックボールが流行のようなのでこれを試しに7000円で購入した。マウスの操作場所が狭くてマウスが当たって飲み物をこぼしたりするのが予防できるという。親指でトラックボールを転がすだけで良いので手首への負担も軽いとの宣伝だが、長年マウス動作に慣れ親しんだものには使い勝手が悪かった。とにかく親指動作だけでボールを転がして目的地点にポインターを移動するのがうまくいかない。特にテキストのドラッグアンドコピーがいけない。転がしたポインターが行き過ぎて微調整しようとすると、人差し指が左ボタンから離れてしまい一からやり直しとなる。これを防ぐにはかなり強い握力でトラックボールマウスをつかみ続ける必要があり肩が凝ってしまった。

あきらめて、普通のブルートゥースマウスを4000円で購入した。マウス新調に1万円超えの出費は痛かった。マウスが届き使うと、昔のように無線USBを差し込む必要もなく、反応も良くご機嫌に使っている。物理的な操作デバイスは流行っているからと飛びついてはいけない。特に年寄りは新しい動作学習には時間がかかるのだという教訓を得てこのブログを書いている。

合言葉2024年02月23日

近頃はスマホやタブレットのアプリが便利なのでPCを使うことが減った。スマホやタブレットはIDやパスワードも生体認証にしておけば何も入力しなくても様々なマイページを開けることができる。ただ、文字が小さすぎて老眼にはピンチアウト拡大を余儀なくされるが、それだと他の情報が見渡せず不便だ。特にたくさん数字が書き込まれている銀行の情報は込み入った内容だと見にくい。銀行のネットバンクはもう5年近くPCからアクセスしたことがなかったが、久しぶりにアクセスしてみた。パスワードを入力すると「合言葉」のページが出てきた「趣味は?」と聞かれても多趣味なワシは登録時に何を入力したのか全く覚えていない。仕方がないのでサービスセンターに電話した。

オペレータと話すまでに数分待つことになったが、つながれば丁寧に教えてくれた。いつもつなげているスマホのネットバンキングのアプリを利用して「合言葉」の登録内容をクリアすればいいと教えてくれた。しっかり見れば書いてあるのだが、スマホは文字が小さくて読む気がしなかったのだ。「合言葉」を新たに登録しなおし、PCからログインすると大きな画面で情報を確認することができた。年寄りにはPC画面くらいの大きさがいると改めて思った。

ミラーリング2024年02月13日

パワーポイントなどノートパソコンで大型ディスプレーに映し出すには、通常はHDMIケーブルをつないで映し出す。最近はAndroidTVを搭載したスマートテレビならAir-Playで簡単に映し出せるので、iPhoneやiPadで飛ばして使うことが多い。今回はたまたまHDMIケーブルの長さが足りなかったのでノートPCでもワイヤレスでつなげるはずだと思ってWindows11を設定するのだが標準オプションの「ワイヤレスディスプレー」を検索してもAndroidTVを搭載するBRAVIAが見つからない。それならAndroidTVと同じ系列のChrome(Google)-castはつながるだろうと、Chromeの画面を出すが、クロームキャストのアイコンが見つからない。URL表示窓の右側にあるはずが消えている。調べるとChromeをアップデートすると消えることがあるらしい。

やっとChrome-castを見つけ出してBRAVIAにつないだ。静止画面は良いがマウスの動きは1秒以上遅れる感じで反応はAir-Playの足元にも及ばなかった。大画面を見ながらの操作はストレスが大きすぎるようだ。Windowsが映せるミラキャストはアダプターをテレビ側HDMIにつながないと無理なようだ。せっかくAndroidTV内臓のテレビに買い替えたのに今更付属品をぶら下げるのは嫌だ。しかも純正品は需要がないらしく4Kテレビが買えるくらい高額だ。かといって安物のサードパーティ製を買う気もしない。あきらめて普通に使えるHDMIケーブルで良しとする。

ミニプラグ2024年02月12日

アナログマイクを使うために4極を入出力に分岐させるプラグが届いた。これでアナログワイヤレスマイクをPCにつないでリモート会議ができると思ったら甘かった。購入したワイヤレスマイクの受信機はモノラルの出力プラグをステレオの変換ミニプラグにさして小型デバイスにつなぐ仕様になっている。ところが分岐プラグのマイク側のジャック仕様はモノラルだ。一抹の不安を抱えながらも、大は小を兼ねるだろうと考えて差し込んでみた。不安が的中し入力信号は得られなかった。端子を少しずらすと入力信号は得られるのだがこれでは意味がない。カチッとはめ込みたい。

しかたなく、再びAmazonのページを開けてモノラル仕様の変換ミニプラグを購入した。「6.3mm モノラル標準プラグ(メス)→ 3.5mm モノラルミニプラグ(オス) 変換 プラグ 」も分岐プラグの価格とほとんど変わらず600円近くする。材料的にも手間を考えてもはるかに簡易な仕組みにもかかわらず同価格なのだ。ほとんどは出荷の手間賃だとあきらめてポチっと購入ボタンを押した。結局マイクシステムが6300円接続機器が1200円で7500円也だ。それでも、USB対応のデジタル変換受信機だシステムだと16000円もするので半額で済んだと、泥縄購入連続2回目の自分を慰めている。

イヤホンマイクプラグ2024年02月11日

小型デバイスの入出力ジャックの多くは4極ジャックになっている。昔は入力と出力の2つのジャックに分かれていた。今でもデスクトップ型PCは入力用と出力用のジャックに分かれている。会話用にイヤホンとマイクの両方を使うものが多いことや筐体の小型化を実現するために、入出力が統合されて4極ジャックとなった。ノートPCも小型デバイスのイヤホンマイクが併用できるように4極ジャックのものばかりになった。しかし、ノートPCでアナログマイクを使うときは不便だ。アナログマイクを使うために4極を入出力に分岐させるプラグを別に購入する必要がある。

リモート会議をする際に、スタジオではスピーカーマイクを使うが距離が3mを超えると音声が拾いにくい。スタジオの人数が多い時はワイヤレスマイクを使ったほうが確実だ。USB接続のデジタルワイヤレスマイクもあるが高価だ。アナログのワイヤレスマイクの方が汎用性も高いし受信機も含めデジタルの半額以下なので購入した。だが、付属のミニプラグは2極プラグなのでノートPCの4極ジャックには合わなかった。しかたがないので入出力分岐アダプタを600円ほどで注文した。毎回、買ってからあれこれ付け足していく泥縄購入の自分にあきれてしまう。

Google連絡先2023年12月02日

年賀状は3年前から断捨離で自分からは出さなくなった。届いたものだけを返信している。それでも年賀状ソフトの名簿には夥しい数の住所録が残っている。しかし、これらを活用することはたまにしかない。たまにしかはないが、活用するときはたいがいは外出している時で、電話番号やメアドが欲しいのだけれども自宅のPCを検索しないとわからない。これがとても不便だ。なので、この蓄積したデータをGoogle連絡先に移行することにした。1000軒以上に上る軒数の中には電話番号だけのものやら、行方知れずの名前もある。

これをcsvにエクスポートして、Google連絡先のフォーマットに整形して住所録にインポートするのはかなりめんどくさい。何か気の利いたソフトがないか検索したが見当たらない。どの名前が必要か不必要なのか判断するかは妙な気遣いが働く。この人物とは金輪際関わることがないという判断が必要だからだ。本人を目の前にしているわけではないのだが昔の思い出が名前から想起され時間がかかるのだ。整理のために2時間余りかかっている。

HDMI-VGA(D-SUB)変換アダプタ2023年10月21日

研究会のリモートスタジオとして専用会議室を借りた。烏丸のど真ん中にあり重宝している。ただ昔のプロジェクターを設置しているのでVGA対応だ。変換アダプターでHDMIから変換をしてほしいということらしい。こうした小物は使い方によってはすぐにケーブルの根元あたりが弱って接触不良を起こす。今日もプレゼン直前にそれがわかって大騒ぎをした。結局、根元をくねくね触っているうちにつながった。近頃のPCはVGA出力はなくHDMI一択なのでこの小物が不調だとどうしようもない。業者には文句を言ってもその日のプレゼンは後の祭りだ。

結局は、転ばぬ先の杖として自前で持っていた方が安全だ。アマゾンを知らべると1000円ほどだった。変換アダプターだと使い方次第では同じ支障が出るので、アダプターではなくケーブルの両端がHDMIとVGAプラグ仕様の変換ケーブルのほうが電流の減衰も少なく安心感がある。こちらを購入しようと思う。

ワンドライブ2023年10月18日

ワンドライブは不便だ。確かにワードなど終始書き換えているテキストは便利だが、履歴を残しておきたいファイルが書き換わってしまう。確かに、ファイル名を書き換えておけば前のファイルは残るが、急ぎの用事で修正すると前のファイル名のままだと以前のファイルが残らない。書き換えて結局気に入らないなと思っても前の文書がそのままでは復活しない。ワンドライブを指定しないとエクスプローラーに×印が付くのでなんとなく気分が悪く同期してしまうのがいけないのだが、結局マイクロソフトのクラウドを無料容量を一杯にして有料に導く手段なのだ。

今回は、前のパソコンでグーグルドライブに保存していたので事なきを得たが、クラウドの動機保存には注意が必要だ。

PCファン交換2023年10月13日

古いノートパソコンのファンがうるさくなってきた。前も音がうるさかったのでノートを分解してファンを交換しようとしたが、埃を吸い取ってグリスをファン軸に塗り、ついでにCPU熱交換器も外して熱伝導グリスを塗り替えると1年ほどは静かに動作していた。新しいノートに替えたのでいよいよということで以前分解時に購入したファンに付け替えることにした。新しいファンに交換しようと購入したファンを取り出すとサイズが違うことが判明した。何度も型番を確認して購入したのでまさかサイズが違うとは思わないまま1年以上が過ぎていた。

結局、埃を吸って元に戻したがメンテナンスソフトでは冷却力が弱わっていっるとの判定のままだった。ショックだったので熱伝導グリスを塗り替えるのを忘れていたのが原因かもしれない。ただ、異音はなくなり気持ちよく動いているので良しとした。
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