然う然う

ネットニュースは玉石混合だ。何が正しいかわからない。もっとも大手メディアのニュースは信用できない。朝日、毎日は左翼政党の機関紙のようだし、その傘下にあるテレビも言わずもがなだ。NHKもかなり前からニュースだけでなくドラマで描く史実や情報が偏っていたり嘘が平気で描かれていて見る気がしない。頼りになるのはネットニュースやYoutube動画だがこれも何が正しいのかかなり吟味が必要になる。先日ガザの戦闘についてあれこれ見たが良くわからない。参考になったのはリハックというYoutube動画だった。イスラエルの外交官の動画とパレスチナ自治政府の外交官のインタビューをそのままアップしていた。お互いの主張はまるで違うが、パレスチナの外交官はハマスを批判しながらもテロについての明確な批判がなく、質問に正面から答えず歴史問題やイスラエルの土地収奪に話を変えることが多かった。

対してイスラエル外交官は歴史問題や２国共存の国連決議違反には触れず、テロリズムに国家がどう対応すべきかに絞って発言し質問への回答も明快だった。どちらが正しいのかは判断しかねるが、テロは許されないしテロの対しては根絶すべきだというイスラエルの主張が心に残った。大手メディアは停戦を訴えるが、果たして日本に置き換えたとき自国民がテロで殺戮されても話し合いの通じない相手に言論で解決すればいいと思っているのだろうか。対岸の火事をあれこれ論評するのは勝手だがあまりにもリアリティーのない話だ。