スマートメーター怖い?2024年04月27日

電気ガス水道のスマートメーターの電磁被ばくが怖いというデマが拡がっているそうだ。スマートメーターは、漏電漏水やガス漏れを検知し会社側から供給を止めることができるし検針員が不要になり供給会社は人件費削減になる。スマートメーターに内蔵する小電力送受信機によって近隣のスマートメーターにつながってバケツリレーのようにしながら基地局に集約されて会社側で管理する仕組みだ。このスマートメータに内蔵される小電力送受信機が発生させる電磁波の被ばくが怖いというデマがネットを通して流布されている。いったいどこの誰が言い出したのかは知らないが、あほらしすぎて話にならない。人体に影響を与えない電磁波強度は30ミリガウスという国の基準値がある。家庭内の電化製品はだいたいこの基準値を意識して作られてはいる。

電子レンジや掃除機の真横に立てば稼働中は200mG、電磁調理器では100mGとかなり強度が高い。ホットカーペットや電気こたつ、スマホやタブレットPC、コードレス固定電話も電磁波を出す。それに比べれば小さなバッテリーだけで稼働する屋外に設置されたスマートメーターの発生させる電磁波がどれだけ少ないか想像できるはずだ。理科の知識が弱すぎるとしかいいようがないが、学校は原爆や原発事故の悲惨さを印象だけで教え被ばくを科学として教えていない。電波を出すものがだめならまずスマホも電子レンジ調理もやめなければならない。しかし、そんなことより送電線や電車架線等高圧線の近辺に住むのは危険だということこそ広めてほしい。

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