円安2022年12月12日

10月から円安に激しく変動しているので投資信託が下がり気味だ。この間少し持ち直したが、先週アメリカ失業率の変化がないという発表からまだFRBの金融引き締めは続く見通しでアメリカの投資は振るわず不動産関連は下がったままだ。毎朝新聞の株式欄を見てがっかりする。土日は取引がなく日曜月曜の朝刊は株式欄がないのでホッとする。アメリカのインフレが収まるまではしばらく円安は続くので、毎朝一喜一憂が続くストレスの多い朝となるだろう。ただ、日本全体にとっては円安は海外のものを買うには損だが日本のものを売るには得なので円安だけでに景気が落ちる原因とはならない。儲かっている人は声高に儲かっているとは言わない。こっそりほくそ笑んでいるのが世の常だ。

40年前就職した頃はバブルで、遊びにかなり散財した記憶がある。毎年のように家族や友人と1週間程スキーに行き土日のリフト乗り場は長蛇の列だった。バブルの崩壊からその列が年々短くなり今や閑古鳥が鳴く。当時のマスコミはバブルは悪い物だと触れ回り日銀は金融引き締めを20年も続け気がつけば景気はどん底となり卒業しても正規職につけない若者が溢れた。悪かったのは不動産への行き過ぎた投機と規制の無策であり、生産業やサービス業の投資まで滞るような金融引き締めの必要はなかった。政府と日銀の失策と無責任なマスコミの煽りで日本経済はいまだに元に戻らない。こんな時に増税や金利引き上げを行ったら完全に日本は終わってしまう。
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