鉄の鯨館2023年11月15日

今朝は瀬戸内ということもあり流石に暖かい朝を迎えた。呉の海は穏やかで牡蠣の養殖浮が海に並ぶ。呉の博物館まで車をとばし大和ミュージアムと海上自衛隊の潜水艦博物館「鉄の鯨館」を訪れる。今回の特別展示は、航空母艦の歴史だった。真珠湾攻撃から海戦は戦艦から航空母艦の時代に移り変わっているのに、無用の長物とも言える大和を造船した海軍トップの間抜けさに意見するものはいなかったのだろうか。それにも増して日本の数倍の国力のあるアメリカに挑んだ為政者のポンコツ加減は今の日本の政治にも未だに投影されていると思った。

潜水艦博物館で海上自衛隊のガイドに、今必要な潜水艦は核ミサイルを搭載した原子力潜水艦でしょうと聞くと、ぜひ買ってくださいと逆にお願いされた。平和は抑止力の上に成り立っている。報復されてはたまらないと思うから侵略者は核ボタンのスイッチを押すのを躊躇うのだ。核弾頭ミサイルを搭載した原潜1隻があれば大きな抑止力になるにも関わらず、平和だ軍事力のの削減だと薄っぺらい反戦主義者の行動はその結果、結局ならずもの国家に戦争をしやすくさせていることに気がつかない。批判を恐れる為政者もまた同じである。
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