フォーカスグループインタビュ―(FGI) ― 2022年11月09日
阪大医学部で取り組むAIDEプロジェクトのフォーカスグループインタビュ―(FGI)にリモートで参加した。FGIは単なるアンケート調査ではなくグループ討議の長所を生かし参加者の意見を引き出す会議だ。AI(人工知能)技術の医療導入で、信頼感・納得感をもたらす医療にするためにはどうすればいいかというテーマだ。内容は秘匿することが約束なので触れないが、良いグループ会議の方法だと思った。まず話題提供として、いくつかの事例や問題意識を司会がプレゼンし、あとは質問テーマに沿って自由に発言をもとめる。特に結論を求めないのは当たり前だが、少数でも発言者のバイアスや同調圧力がかかってしまう場合があるので司会は注意が必要だ。うまく発言がかみ合うと参加者の考えが深まっていく。
今回は、AI医療を導入するにあたってのメリットとデメリットを考えるというものだが、話していくうちに希少難病や障害者などの少数者の医療の発展に大きな可能性を引き出すものかもしれないという事に気づかされた。
今回は、AI医療を導入するにあたってのメリットとデメリットを考えるというものだが、話していくうちに希少難病や障害者などの少数者の医療の発展に大きな可能性を引き出すものかもしれないという事に気づかされた。