家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった2023年06月26日

ダウン症の人が主役だという記事から興味を持ったが、主役は健常者だった。ただ、東京出身の河合優実が抜群の関西弁をしゃべるので引き付けられた。実は知り合いによく似た女性がいて河合優実の演技を見るとリアルに思い出してしまう。ベテランの坂井真紀や美保純の下手すぎる関西弁にはどうしても寒気がする。今日はじめてカタカナ単語を喋るときにアクセントが違うのをひとつだけ見つけたが、河合優実はほとんど関西人だ。関西人の瀬戸亮と堂々と台詞で渡り合っている河合優実には舌を巻く。

4人のダウン症の人が開くカフェのシーンもいい。演技ではなくそのままのダウン症の人の表現なのがいい。作家・岸田奈美が自身の家族について綴ったエッセーを原作に連続ドラマ化されているものだが、関西人でないとこの面白さは引き出せないと思う。
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