高校ラグビー2024年01月07日

高校ラグビー決勝戦。○桐蔭学園8―5東福岡● 両者よく頑張った。試合ぶりは一貫して桐蔭学園が押し気味で序盤からFWの強さを生かして長くボールをキープし、8―0で折り返した。後半桐蔭学園の疲れをついて東福岡が昨年優勝校の意地をみせてコーナーにトライして5点を返す。その後東福岡は桐蔭の鉄壁の守りを破れずノーサイドの笛を聞くことになる。桐蔭の3番プロップはすごい。ラックからの展開にいつもラインの真ん中にいてボールを持てば必ず前に突っ込んでくる。東福岡のバックスのディフェンス陣は一人二人ではこの突進が止められない。結局、寄ってたかって突進を制止するがその分ディフェンスに隙ができる。この間隙をついて3番プロップがまた突進してくるという繰り返しで、東福岡は相当なボディーブローが効き攻撃に反転できないという展開だ。

自分も高校では3番プロップをしていて良くわかるのだが、フォワードがラックやモールから復帰して攻撃ラインに加わるのは相当きつい。近頃のラグビーはあまりスクラムシーンがないのでフォワードはずっと動き続けている。この3番プロップは恐ろしいスタミナの持ち主だと思う。彼は桐蔭学園前田麟太朗3年生(178㎝ 111㎏)だと思う。よく最後まで走り続けた。また日本ラグビー界にすごい奴が出てきた。
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