アルファベット42音素2023年09月18日

英語のディスレクシア児のためにフォニックスの学習をしている。まだ中ほどまでしか読んでいないが理屈は理解したつもりだ。簡単に言えば、日本の英語教育は暗記と会話に偏っており、アルファベット教育が一貫してできていないので山のように英語の落ちこぼれを作っているという事実だ。しかも、非合理な英語教育なので必修となる小5から中3までの600時間以上の学校授業をしても4割以上が中3で求める英語がほとんど読めない書けない聞けない話せない子供が存在するコスパの悪い教育をしていることだ。600時間といえば昼間の学校時間だけで考えれば3か月になる。3か月も海外で過ごせば読み書きは不自由しても日常会話はできるようになる期間だ。

日本の英語教育は暗記だけに頼りすぎて、記憶力のよい子供にしか道が開かれていない。英語圏の国では記憶のよい子も劣る子も読み書きができるように工夫されている。それが発音とアルファベットを一致させるフォニックスメソッドだ。英国では2007年にはフォニックス指導のマニュアルが教育省で示され必修となっている。25年もたっているのに日本ではそれが導入されていないのは日本の関係者の怠慢というほかない。英語教育関係者はもともと英語が良くできて、記憶力の良い方たちばかりなのでアルファベット教育の重要性に気が付かないのだろう。ひらがなカタカナ漢字を教えずに日本語が読めるかどうか考えてみればいい。

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