ノバC横倒し2024年02月26日

無人月着陸船「ノバC」(愛称オデッセウス)が、横倒しになっていることが分かった。6本足のうちの1つが凹凸のある月面に引っかかって態勢を崩し、片方にある岩の上に乗り、横向きに静止したらしい。なので昨日のワシのブログでの「正立」着陸は訂正となる。正立着陸計画のノバCは横倒しで、横倒し計画のスリムは逆立ちと日米互角の着陸トラブルだったわけだ。着陸機が基地局とどのような交信手法をとっているかは知らないが、着陸機のリアル画像が発表されるには時間がかかるのだろう。ノバCは着陸前のトラブルで月面に衝突する可能性があったことも発表され、月面着陸で株価が急上昇したインテュイティブ・マシンズ社だったが、このニュースで株価は3割急落したそうだ。

月は地球の重力の3分の1なので着地衝撃の反動は地上の3倍となる。ゆっくりゆっくり着地しないと跳ね返ってしまう。スリムの場合はエンジン1基を空中で失ったので安定した着陸制御ができなかった。ノバCは着陸点の岩を判別し平地を選択して着陸ができなかったということだろうか。航空機は着陸の制御が最も難しいといわれるが、月面での着陸はさらに難しいということだろう。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://so2.asablo.jp/blog/2024/02/26/9662716/tb

Google
www Blog