草抜き2023年05月23日

坪庭の草ぬきをする。僅か二畳ほどの裏庭だが以前は石灯篭が立っていた。1993年の大型台風で倒れて処分して以来クマザサの生え放題でこれを昨年処分した。笹が無くなると土壌がアルカリ化するのかぺんぺん草が生えてきて一昨日に除草剤を撒き枯れきったところで草ぬきとなった。除草剤はフマキラーの「根まで枯らす虫よけ除草王プレミアム」だ。速効除草成分〈ペラルゴン酸〉と持続除草成分〈グリホサートアンモニウム塩〉を配合した強力処方という。殺虫成分〈トランスフルトリン〉が、雑草のまわりに隠れているクモやムカデ、アリ、ダンゴムシなどのはう虫を速効退治。さらに持続忌避成分〈トラロメトリン〉の働きで虫を寄せ付けないという。

ペラルゴン酸は天然にも存在する、お茶やとうもろこし、柑橘、ホップなどの食品に含まれる、直鎖飽和脂肪酸のひとつで、土壌中で速やかに分解されるので、環境に及ぼす影響も少ないのが特徴。土壌の中はグリホサートアンモニウム塩というラウンドアップ=吸収移行型の薬剤で、葉だけでなく、接触した植物の地下茎、根も含めて全体が枯れるのだそうだ。アメリカでは毒性の強い除草剤からラウンドアップに切り替えた結果、ラウンドアップの過剰な散布により、いくつかの種類の雑草がラウンドアップに耐性を持つように進化しているらしい。あたりまえだが除草剤の使い過ぎはまずいのだ。
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