ワクチン接種2022年09月03日

妻を4回目のワクチン接種のために会場まで送迎した。会場に入ると廊下に持ち込む杖の先まで消毒する。いったいどんなウィルスと対峙しているのか。とにかくなんでもかんでも消毒してしまえという感じだ。現在接種している4回目のワクチンはオミクロン株に対応したワクチンではない。今日のニュースで、従来株に由来する成分とオミクロン株の一つ「BA.1」の2種類を組み合わせた「2価ワクチン」を今月半ばより接種を始めると報道していた。つまり、今接種しているワクチンは気休めだ。しかも、このウィルスはどんどん変異していくので、そもそも流行に対応したワクチンは用意できないというのが事実だ。確かに高齢者の重症化は抑えられているが、全体の感染予防にワクチン接種の効果は上がっていないのだから、若い人への接種は無用だ。

感染に対して国費で対応できるからとエボラと同じ2類相当にいつまでも位置付けているが、60歳以前に重症化する人は稀だし無症状者も多い。先日、感染の全数チェックは「忙しいならやめても良い」という、自治体に丸投げの方針を政府が発表したがお互いに責任を押し付けあって二転三転している。全数チェックが現場の疲弊を加速しているので、本来の医療活動を正常化させるためにやめると言えないものか。中国からEEZ内に5発ミサイルを撃ち込まれても国家安全保障会議すら開かない危機感ゼロの内閣だから、医療現場の危機感など感じるわけがないのかもしれぬ。