人間ドッグ ― 2022年09月30日

公務員時代は7000円程の負担で済んでいた人間ドッグが健保組合になってから同じ検査で2万円近くかかるようになった。掛け金が大きいのか公務員共済の運用がいいのか知らないが、予防医療で倍近く負担額が違うのはどうかと思う。などと言うと、そもそも人間ドッグが疾病予防に効果的かどうか疑義があるという論も聞こえてくる。健康診断が寿命を延ばし医療費の削減につながるかについては、明確なエビデンスは存在しない。エビデンスがないというのは効果がないということではなく、わからないということだ。それはさておき、長く同じ病院で検診を受けていると、検査技師も医師も変わっていく、検診医などはこの病院で見かけたことがない人ばかりでアルバイトだとすぐにわかる。
眼底検査や呼吸機能を検査する臨床検査技師が新入りに変わった。丁寧に説明しているつもりだろうが、マクドと変わらない、覚えた定型の台詞を言っているだけでこちらが理解しているかどうかを探っている間がない。説明は長いが頭には入ってこない、たぶん相手の感情を読むのが苦手な人だなとわかる。新入りだけに苦労するだろうなと思いつつ検査室を後にした。そういえば前の検査技師も歳は取っていたがうまくコミュニケーションが取れない人だったなと思い出し「あの部屋はそういうことね」と妙に納得した。
眼底検査や呼吸機能を検査する臨床検査技師が新入りに変わった。丁寧に説明しているつもりだろうが、マクドと変わらない、覚えた定型の台詞を言っているだけでこちらが理解しているかどうかを探っている間がない。説明は長いが頭には入ってこない、たぶん相手の感情を読むのが苦手な人だなとわかる。新入りだけに苦労するだろうなと思いつつ検査室を後にした。そういえば前の検査技師も歳は取っていたがうまくコミュニケーションが取れない人だったなと思い出し「あの部屋はそういうことね」と妙に納得した。