パビリオン予約と深夜バトル ― 2025年04月22日

万博パビリオンの抽選にすべて落選したことから、予約日を1週間ずらし、平日に変更した。あわせて、パビリオンの「7日前抽選予約」にも再度挑戦した。今回は夕方に申し込んだ住友パビリオンがなんとか当選した。そもそも、抽選で当選するのは一つだけという仕組みを知ったのは、ごく最近のことである。おそらく説明がどこかにあるのだろうが、もう少しわかりやすい構成にはできないものかと思う。三日前の予約は午前0時から先着順で開始されるシステムとなっている。0時10分にログインすると、すでに待ち時間が表示されていた。システムによれば、操作可能になるまでに5000人のユーザーが並んでおり、15分の待ち時間が必要とのことだった。やむを得ず、少しずつ伸びていく緑色のバーを眺めながら待機し、ようやくシステムにアクセスできたのは0時23分であった。しかしその時点で、人気パビリオンはすでにすべての時間帯が満席となっていた。何のために待たされたのか、まったく理解に苦しむ。
それでも一つは予約しておこうと思い、あまり興味のないパビリオン体験を申し込んだ。水上ショーは当然のように満席で、他のイベントも軒並み予約不可となっていた。この状況では、夜中まで起きて操作する価値はないと感じた。結局のところ、これは人気コンサートのネット先着予約と大差ない構図である。需要が供給を大きく上回っている以上、午前0時ちょうどにアクセスしたとしても、人気パビリオンが予約できる保証はどこにもない。システムの使い勝手に関しても、多くの問題が見られる。検索機能の不便さ、予約手続きの煩雑さが重なり、利用者に大きなストレスを与えている。まず検索性の低さが深刻である。初期状態では何も表示されず、自分で「検索」ボタンを押さないと結果が出てこない仕様となっている。また、検索結果は一度に10件しか表示されず、全体を把握するには「もっと見る」を何度も押さなければならない。フィルター機能も限定的で、予約可能なパビリオンを探し出すのに非常に時間がかかる。「まとめて抽選」機能は、本来であれば複数チケットを持つ利用者にとって便利なはずだが、実際にはグループ内でバラバラにパビリオンが割り当てられるという問題が起きており、システム設計そのものに不備があると考えられる。
さらに、予約可能なパビリオンの詳細情報を確認するのが難しく、全体の計画が立てづらい。マップの拡大性も低く、パビリオン名が表示されないため、位置情報を正確に把握することすら困難である。このような設計の悪さが積み重なり、予約作業は非常にストレスの多いものとなっている。誰がこの仕様を考えたのかは知らないが、すぐ隣にUSJという優れた運営例があるのだから、少しは参考にする気はなかったのかと思ってしまう。当日にも、入場後に順番に予約していくシステムが用意されているようだが、あまりそれに期待を寄せずに行動した方が精神的な負担は少ないと感じた。今回の一連の予約体験を通して、楽しみよりも疲労感の方が強く残ってしまったことが何よりも残念である。多くの高齢者には全く不向きなシステムであることには太鼓判を押したい。
それでも一つは予約しておこうと思い、あまり興味のないパビリオン体験を申し込んだ。水上ショーは当然のように満席で、他のイベントも軒並み予約不可となっていた。この状況では、夜中まで起きて操作する価値はないと感じた。結局のところ、これは人気コンサートのネット先着予約と大差ない構図である。需要が供給を大きく上回っている以上、午前0時ちょうどにアクセスしたとしても、人気パビリオンが予約できる保証はどこにもない。システムの使い勝手に関しても、多くの問題が見られる。検索機能の不便さ、予約手続きの煩雑さが重なり、利用者に大きなストレスを与えている。まず検索性の低さが深刻である。初期状態では何も表示されず、自分で「検索」ボタンを押さないと結果が出てこない仕様となっている。また、検索結果は一度に10件しか表示されず、全体を把握するには「もっと見る」を何度も押さなければならない。フィルター機能も限定的で、予約可能なパビリオンを探し出すのに非常に時間がかかる。「まとめて抽選」機能は、本来であれば複数チケットを持つ利用者にとって便利なはずだが、実際にはグループ内でバラバラにパビリオンが割り当てられるという問題が起きており、システム設計そのものに不備があると考えられる。
さらに、予約可能なパビリオンの詳細情報を確認するのが難しく、全体の計画が立てづらい。マップの拡大性も低く、パビリオン名が表示されないため、位置情報を正確に把握することすら困難である。このような設計の悪さが積み重なり、予約作業は非常にストレスの多いものとなっている。誰がこの仕様を考えたのかは知らないが、すぐ隣にUSJという優れた運営例があるのだから、少しは参考にする気はなかったのかと思ってしまう。当日にも、入場後に順番に予約していくシステムが用意されているようだが、あまりそれに期待を寄せずに行動した方が精神的な負担は少ないと感じた。今回の一連の予約体験を通して、楽しみよりも疲労感の方が強く残ってしまったことが何よりも残念である。多くの高齢者には全く不向きなシステムであることには太鼓判を押したい。