AIの限界? ― 2025年06月24日

大阪・関西万博をめぐって、「80歳以上は入場無料」との情報がネット上に拡散している。中には、GoogleのAI機能がこの誤情報を堂々と提示するという事態も発生した。しかし、万博を主催する日本国際博覧会協会は「無料対象は3歳以下のみ」であり、「高齢者割引は実施していない」と明言。公式サイトにも「シニア割引の適用はございません」との記載がある。誤情報の影響により、協会への問い合わせが急増しているという。Googleは、「AIによる概要(AI Overview)」の正確性について引き続き改善中だとしつつも、虚偽情報の検出には限界があることを認めている。実際に筆者がGoogleのアドレスバーに「万博 高齢者」と入力すると、《80歳以上は無料で入場できます》との表示が。マイクロソフトのAI「Copilot」も一時期、同様の説明を繰り返していたが、報道記事を入力することでようやく誤りを認める場面もあった。対照的に、別のAIサービスではすでに正確な情報に更新されていたようだ。
とはいえ、AIが時に間違うのはハードユーザーの間では周知の事実だ。情報を鵜呑みにせず、出典を確認したり、間違いを指摘すればAIも訂正する。筆者自身、最近ではGoogle検索よりもAIを活用して、複雑な話題の要約や情報収集を行うことが増えてきた。広告に煩わされることなく、必要な情報を自分の理解レベルに合わせて得られる点は非常に便利だ。この文章もまたAIに校正を依頼している。文脈が整理され、誤字脱字も修正される。ただし、内容を誤解して書き換えることもあるため、最終的な確認は人間の目が必要だ。長文メールの要約や伝わりづらい文章もAIで整理できるが、やはり相手は“発展途上の道具”。その限界を理解しつつ、使いこなしてこそ価値がある。人間だって間違えるのだから、AIに過度な期待をせず、賢く付き合っていけば良い相方にはなる。
とはいえ、AIが時に間違うのはハードユーザーの間では周知の事実だ。情報を鵜呑みにせず、出典を確認したり、間違いを指摘すればAIも訂正する。筆者自身、最近ではGoogle検索よりもAIを活用して、複雑な話題の要約や情報収集を行うことが増えてきた。広告に煩わされることなく、必要な情報を自分の理解レベルに合わせて得られる点は非常に便利だ。この文章もまたAIに校正を依頼している。文脈が整理され、誤字脱字も修正される。ただし、内容を誤解して書き換えることもあるため、最終的な確認は人間の目が必要だ。長文メールの要約や伝わりづらい文章もAIで整理できるが、やはり相手は“発展途上の道具”。その限界を理解しつつ、使いこなしてこそ価値がある。人間だって間違えるのだから、AIに過度な期待をせず、賢く付き合っていけば良い相方にはなる。