フライヤー2022年09月01日

KDSG(https://www.kdsg.info/)の11月講演会のフライヤーを作った。講演会は主にある程度専門知識のある会員向けの内容だが、発達性ディスレクシア支援に興味のある方にも広く呼び掛けるのでフライヤーを作った。現役のころから少なくとも毎年3種類の講演会案内のプログラムを作っている。仕事が発達障害の相談支援センターだったもので、講師を選定し内容を決めフライヤーを書くという繰り返しだ。飽きもせずに10年近く書いてきた。講演会を開くときは、一歩先のトレンドを予測して開催するのがコツだ。トレンドど真ん中ではどこかと内容が被ってしまうので、誰も取り上げないがこれからブレイクしそうな内容や講師を探す。

発達性ディスレクシアは、長くLD支援を言っている割には広がっていない。教育現場はどうしても書くことに注目してしまう。しかし、書けない子はすらすらは読めていない。つまり読むこと、文字を音に変換するデコーディングの流暢性が弱いのだ。ここに気づかずに、書かせることばかりに集中すると書けるようにはなるが相変わらずどえらいパワーを使って書くので肝心の学習が進まない。課題に行きつくまでに読むことで力尽きているのだ。読めなくても書けなくても今はICTがあるから学習はできる。どうして書かせようとするのかそもそも障害理解がなってないと思うのはワシだけか?