南海トラフ巨大地震 注意2024年08月09日

8日夕方、宮崎県日向灘で最大震度6弱の地震が発生し、気象庁は初めて「巨大地震注意」を発表した。今回の地震により、別の巨大地震が発生する可能性が平常時より高まっているため、関東から九州の太平洋側などに住む人々には「今後1週間は防災対応をとってほしい」としている。南海トラフとは、駿河湾から日向灘にかけてのプレート境界に沿った海底のくぼ地であり、約100年から150年の間隔で大規模な地震が発生する。前回の南海地震(熊野灘)から約80年が経過しており、南海トラフ巨大地震の発生が予想されている。南海トラフ巨大地震が発生すれば、関東地方から九州地方にかけての広範囲で強い揺れと高い津波が想定される。最悪の被害想定では、死者32万、倒壊・焼失建物は238万棟にのぼり、経済的損失は約215兆円と試算されている。今回の地震が南海トラフ地震に繋がる可能性について、気象庁は初めて「南海トラフ地震臨時情報」を発表し、巨大地震が発生する可能性が高まっていないか調査している。「注意」とは、屋内耐震チェック、避難経路、避難備品装備をしておけということだ。

家人がベッド頭上のエアコンが落ちてこないか心配していたが、冷却パイプが千切れて落下するような揺れは鉄筋家屋が倒壊する規模なので、どちらにしても助からない。ただ2階建てのコンクリート建屋が地震で倒壊した事例は聞かないので大丈夫だとなだめた。心配すべきは電力と水道の供給だ。ここは関電エリアなので敦賀原発が止まらぬ限りは復旧は遅くないとは思うが、災害が広域の場合は復旧要員も被災するので予測はつかない。エアコンと水道が使えねば殺人的な猛暑では何日耐えられるかは自信がない。できることは被災地外に脱出するために車のガソリンを満タンにするくらいしかないが、皆同じことを考えるので簡単には移動はできないだろう。Amazonで非常用トイレを探したが、すでに多くの商品が半月から1か月待ちとなっていた。考えることは同じだ。
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