葵祭 ― 2023年05月16日
京都の三大祭りを京都に住みながら一つも見ていなかったので昨年から足を運んでいる。細かな関連儀式までは見ていないが、今回の葵祭見学で一応全て見たことになる。昨日の雨で延期のお知らせはツイッターやフェースブックでは発信していたらしいが、利用していない人にとっては意味がない。しかも有料席振込完了後はメールで座席の指定をしてくるのに、何故延期のお知らせはメールが出せないのだろう。もちろん自由に見学する人は検索なりするだろうが、座席を買った人まで同じように検索をしろということか。さすが京都の上から目線ぼったくり商法だ。今日は暑かった。隣のご老人は干からびそうで辛そうだった。今日は上皇陛下も観覧されているらしく特別席の警備は昨今のテロ事件で一層厳しくなっているようだ。
時代祭とは違いふんだんに馬や牛が出てきて、おしろいを塗った女官も多い。平安の装いだけで1時間近く煌びやかな路頭の儀を観ることができた。葵祭の起源は約1400年前の五穀豊穣祈願の行事が始まりだ。819年に国家的な行事となった。「枕草子」や「源氏物語」にも登場し、もともとは「賀茂祭」と呼ばれていたが、応仁の乱から復活した江戸時代に、二葉葵を飾ったことから葵祭と呼ばれるようになった。応仁の乱など3度の長期中断もあったがその度に力強く復活しているところが偉い。
時代祭とは違いふんだんに馬や牛が出てきて、おしろいを塗った女官も多い。平安の装いだけで1時間近く煌びやかな路頭の儀を観ることができた。葵祭の起源は約1400年前の五穀豊穣祈願の行事が始まりだ。819年に国家的な行事となった。「枕草子」や「源氏物語」にも登場し、もともとは「賀茂祭」と呼ばれていたが、応仁の乱から復活した江戸時代に、二葉葵を飾ったことから葵祭と呼ばれるようになった。応仁の乱など3度の長期中断もあったがその度に力強く復活しているところが偉い。