コミュニティノート ― 2023年07月22日
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ツイッターの新しい機能のコミュニティノートは、誤解を招く可能性のあるツイートに寄稿者として参加した一般ユーザーが背景情報を説明するノートを付け、そのノートを他の多数のユーザーが評価すれば、ツイートにノートがラベルのように表示されるコミュニティ主体の取り組みだ。ノートが公開されるかどうかは単なる多数決ではなくツイッター社のプログラムが判断する。そのプログラムのアルゴリズムはオープンソース化し、コミュニティノートに使用されるデータとともにGitHubで公開している。そのため、誰でも監査や分析を行ったり、改善を提案したりできる仕組みだ。イーロンマスク氏が社長に就任する前のツイッターや、Youtube、フェイスブックのAIの判断する公開規則に違反した場合、明確な理由を明示しないまま公開が禁止される。この状況に比べればはるかに社会を信用した穏やかなやり方だ。
確かにコミュニティーノートは背景情報を示すだけでいわゆるファクトチェックではない。しかし、発信された情報について別の情報や欠落したソースを全体に示すことができる。これまでも反論リプは投稿できたが、元投稿だけを拡散すれば反論リプは置いてきぼりになり役立たなかった。これを改善したのがコミュニティーノートだ。元情報を拡散したらノートも同時についてくるのだ。事実を捻じ曲げて様々な目的で発信される煽り情報や大手メディアの偏向報道が垂れ流され、SNSという公の場で汚い口調で罵る状態も目に余る。コミュニティーノートは歪んだ情報を集団知で正していく良いシステムだと思う。
確かにコミュニティーノートは背景情報を示すだけでいわゆるファクトチェックではない。しかし、発信された情報について別の情報や欠落したソースを全体に示すことができる。これまでも反論リプは投稿できたが、元投稿だけを拡散すれば反論リプは置いてきぼりになり役立たなかった。これを改善したのがコミュニティーノートだ。元情報を拡散したらノートも同時についてくるのだ。事実を捻じ曲げて様々な目的で発信される煽り情報や大手メディアの偏向報道が垂れ流され、SNSという公の場で汚い口調で罵る状態も目に余る。コミュニティーノートは歪んだ情報を集団知で正していく良いシステムだと思う。