Linux2023年09月01日

Linux Mint 21.2にバージョンアップをした。もともと放置していた15年ほど前のエイサーのAspire 5720(Core 2 Duo)を2年前に復活させるためにLinuxの軽いOSを載せたPCだ。メモリ2GBを4GBに増設し、HDD:160GBを250GBのSSDに換装したところなんとかLinuxなら動いたので使っていた。CPUが古くてもLinux Mintは比較的軽く動く種類なので採用したが、さすがに今回3回目のバージョンアップでは動作が遅くて使い物にはならなくなった。このPCの発売当時は「Core 2 Duoの性能に最適化されたインテルのプラットフォーム「Santa Rosa」の採用に加え、優れたビジュアルパフォーマンスを実現するGPU「NVIDIA GeForce 8400M GS」を搭載。日本エイサーのノートPC「AS5720G-602G16」は、Windows Vistaの操作はもちろん、負荷の大きな3Dゲームもラクラクこなす高性能なモデル」と持ち上げられていたが、WindowsはWindows Vista、Windows7、8、10、11と4世代も進み、CPUのCoreは2つから12コアに増えた。

ここらが潮時なんだろうと思う。捨てるには愛着があって忍びないし、処分料がかかるのでSSDだけ取り出して使うつもりだ。なんだかんだで改造に1万円近く出費しているので勿体ない気もするが老兵は去るのみ。自分を見ているようでもある。

懇親会2023年09月02日

朝起きると床で寝ており、右ひじを擦りむいている。自治会連合会で懇親会をしてお開きの後から記憶が飛んでいる。家人によると、大勢の爺さんたちに担がれて運ばれてきたという。たしか酎ハイ500mlを3缶ほど飲んだが、アルコール度9%のものだったのでいつもより回りが早かったのだと思う。玄関のインターホーンカメラで確認すると調子のよく酔っぱらって皆に抱えられたわが姿が映っていた不覚である。

彼らはそのあともコンビニで飲み直したという。ワシより年長の方ばかりだがどうも鍛え方が違うようだ。楽しい夜ではあった。

イズミヤ2023年09月03日

久しぶりにイズミヤに行く。東駐車場はがらがらだし人もそう多くはない。日曜夕刻の買い物時なのに商品も少なく補充がされてないような気がする。レジは電子化して真新しくなっている。確かに今日も外気温は40度近くまで日中はあがって外出気分にはなれないが、夕方は風が吹けば涼しくなり出かけるのには問題がない。どうも、客足が変わってきているようにも感じた。この近辺の大型店はここと平和堂くらいしかない。

だが最近は中規模のマツモトや万代の人出が多い。飲料類も若干安いし品ぞろえも多い。中規模店は2階以上に駐車場を設置しているのも直射日光が当たらず移動できるので良いのかもしれない。日曜日の夕刻にこんなに人が少ないイズミヤははじめてだ。イズミヤに秋の気配を感じた。

関空2023年09月04日

娘が米国に移住するので関空まで送っていった。関空につながる上下線6車線道路はがらがらでほんまにこんな道路いるんかいなと感じながら到着した。国際線ロビーにいるのはほとんどが中国人か韓国人などアジア圏の人たちだった。娘はWebチケットだし空港カウンターは荷物を預けるだけでチェックインはすぐ終わると言っていたのだが、行ってみると長蛇の列ができていた。そこかしこにあるチェックイン端末が全て使えないのだ。係員に聞くと空港のカウンター整備中なのでオンラインが使えないという。見るとあちこちのゲートカウンターがパーティションで仕切られて工事をしているようだった。コロナ禍で縮小していたカウンターを復活させる工事なのだろうが、手作業で長蛇の列をこなすスタッフもたいへんそうだった。

そんなこんなで、人出は多くなかったがかなりの時間がかかるようなので出国ゲートまでは見送りができずに空港を後にした。娘が帰国してから10年が経ち、孫も大きくなり本格的に米国で暮らすことになった。以前のように顔を見に渡米をすることになるのだろうか、歳をとると言語の壁が煩わしい。スマホの翻訳機は進化はしたがスムースに会話ができぬ自分がみじめなのが嫌なのだ。めんどくさいなぁ、でも会いに行くんだろうなぁ。

投資信託2023年09月05日

NISAとはNISA口座を開設して、上場株式や株式投資信託などを購入すると、その配当金、分配金や譲渡益が非課税になる制度で「少額投資非課税制度」という。英国のISA(Individual Savings Account)を参考にしてNIPPONの頭文字「N」をとってNISAと名付けられたらしい。投資で利益を得ると通常は特定口座から約20%の税金が引かれるが、NISA口座で投資した分には税金がかからず、利益がすべて手元に残るわけだ。法改定で来年度からこの非課税枠が年間120万円から240万円に増額された。銀行に預金していても今どきのインフレでは利率が全く追いつかないのでリスク低めの投資信託に変えた。15か月ほどで8%ほどの利益があったがNISA枠ではない特定口座からは2割が税金で持っていかれる。今年はまだ新しい制度ではないので新たな年120万円の枠に特定口座から移し替えた。

来年からの新NISAは積み立てNISAと併用して1800万円まで期間無制限で非課税になる。1年間の最大併用額は360万だ。来年1月以降、価格を見ながら手頃な時期に移し替えていこうと思う。

胃がん検診2023年09月06日

特定検診で胃がん検診があったので役場まで来たら医療券を出すというから行ったら生まれが西暦偶数年だけなので受診できないと言われた。確かによく見たら案内に小さく書いてあったが、何度も電話で確認していているのに一度も西暦年を聞かなかったではないか。他の用事のついでで行ったので徒労ではないが、相変わらずのポンコツ役場である。しかもマイナンバーもあるのだからWebで申し込む仕組みはできないものか?何をするにも役場に来いという前近代的なシステムを直す気がないのだろう。がんばっても給料が増えるわけでなしということか。

だったら民間に委託すればと言いたくなる。ゴミ出しだって町職員とシルバー委託職員が事細かにゴミ内容をチェックすることばかりに熱心で、高齢者宅の玄関先のごみ収集や分別代行も政府の助成制度があるのにやっていない。些細なことだが気が利かない典型がうちの町役場だ。いったい議会で何を話し合っているのかと思う。

SOGI2023年09月07日

最近LGBTQのマイノリティー支援が心理職の分野でも注目されている。マイノリティー支援の考え方は障害者支援でも同じことで、いまさら大騒ぎするほどのことかと思うが違うのは性的指向と性自認という考え方だ。SOGI(ソジ)とは英: Sexual Orientation & Gender Identityの頭文字を取ったもので日本語では「性的指向と性自認」と訳される。この言葉は性的マイノリティだけではなくすべての人に関わる偏らない表現として使われる。よくLGBTと混同され、性的マイノリティの人を指す表現と思われがちだが、SOGIは「どんな性別を好きになるのか」「自分自身をどういう性だと認識しているのか」という言葉なので、体と心の性が一致しており異性が好き、という人も含めてすべての人にあてはまる。「LGBT」という言い方には、性的指向のマイノリティに関わる言葉(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル)と、性自認のマイノリティに関わる言葉(トランスジェンダー)が混在している。そこで、「性的指向と性自認」を包括して表す概念として、SOGIが使われるようになった。

だが、だからと言ってそれまでの男女別の文化様式が古い習慣や害悪として扱われたり、男らしく女らしくという表現が悪い事でも言ったような扱いを受けるのは行き過ぎだと思う。性自認とは降って湧いたように本人が突然認知するものではない。文化的歴史的背景に支えられた子育て文化や教育が大きく関与して性自認は成立する。SOGIや「差別」を気にするあまりに長く培われてきた子育てや教育がゆがめられてしまうような気がする。そのことによって発達に悪影響を与えることがないのかどうかもう少しゆっくり考えてどうかと思う。マイノリティー差別は許してはならないが、政治運動と教育や文化はどちらの立場であっても切り離すべきである。

特定健康診査2023年09月08日

かかりつけ医のいる病院で特定健康診査を受けてきた。昨年までは健保だったので人間ドッグに補助がつき2万円弱の自己負担で済んだが、国保になってからは人間ドッグの補助がわが町はない。自己負担額は4万近くかかるというのであきらめた。特定健康診査は、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とその予備群の人を早期に発見すること」を目的としているので、全身チェックではない。人間ドッグで検査した項目の半分以下になる。オプションで前立腺がん検査と大腸がん検査が受けられるが、内視鏡検査や超音波検査、眼底検査や呼吸器検査はない。血液検査もかなり端折られる。それでも2000円弱で受けられるのはありがたい、自治体によっては無料のところもあるようだ。

身長体重腹囲を測り、心電図をとって採血をして、医師の触診を受けて終わりなので1時間とかからない。人間ドッグでは毎年胸部X線はいらないなぁと思っていたが腹部エコーは脂肪肝をチェックするには見てほしかった。視力検査や眼底検査は数カ月に一度眼科でやるので必要ない。結果は1か月後というのは人間ドッグと同じだ。老化の進行がどのように現れるのだろうか。

防災用備品2023年09月09日

防災用備品として自治会で購入した日よけテントと椅子・机が届いた。ケースと本体に名札をつけなくてはいけない。数えると30か所程名前を付ける必要があり、ネームタグとプリンタラベル用のシールも買った。ワープロでは実寸が表示されないので、用紙専用の「ラベル屋さん」で編集をした。ラベルの実寸が表示されるので編集しやすい。それを印字して鋏で切って、ネームタグに貼り付けてまでの作業が2時間近くかかった。さすがに用具にネームタグをつける作業はもっと時間がかかりそうなので、役員にお願いすることにした。

日よけ用のタープテントは蛇腹式で軽量には作られているが一人では立ち上げられないのでこれも役員会当日に試すことにする。これまで町内会はかなりの剰余金があるにほとんど使っていなかったので有意義な使い方がしたかった。災害時に避難場所にテントや椅子、机がいるのはもちろんだが、こういうものがあればちょっとした集まりに使える。ものがあることで町内の交流が広がる。購入したお披露目にお月見会を町内でやることにした。うまくいけばお花見会もと目論んでいる。

大阪市立科学館2023年09月10日

中之島に行くついでがあったのでプラネタリウム目当てに科学館に行く。日曜なので客は多く2時間先の上映で、それもあと5人の空席でギリギリセーフだった。時間があるので科学館を観覧した。小学生の頃行った記憶がある。当時は電気科学館という名称で幼心に電気テクノロジーに魅了されたのを覚えている。大阪万博の前で小学校中学年だったと思う。たぶん父親と行ったのだと思うが展示物に夢中だった自分のことしか覚えていない。父親は技術屋で電気技術には詳しかったので息子に見せたかったのかもしれない。当時はパソコンなどはまだ開発されておらず、ラジオやテレビ技術の基礎をなす電気物理の展示が多かったように思うが一度で虜になった。大阪市立電気科学館は1937(昭和12)年に開館し1989(平成元)年に大阪市立科学館となった。「四ツ橋の電気科学館」「四ツ橋のプラネタリウム」と呼ばれた施設だった。

4階から順番に下に降りる展示になっていて、4階が宇宙と気象、科学史、3階は鉱物と化学、2階は子どもに分かりやすい体験型の力学物理、1階は昔の名残で発電や送電の展示がされている。3階ではサイエンスショーが実演されており今日は発電についてのショーだった。子どもで満席のショーは研究員が熱心に発電の実験をしていた。歳をとったせいかショーを見ていて熱いものがこみ上げてきた。技術立国日本は死んではいない。子どもたちに科学の面白さを伝え次の世代を育んでいく大事な取り組みだ。プラネタリウムはたっぷり秋の星空の説明が聞きたかったのに、宇宙の始まりを解説する動画が大半を占めつまらなかったが、1000円で科学テクノロジーに触れ満天の星空を見られたのだから良しとしたい。
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