STRAWーR2022年09月23日

STRAWーRの講習を受けた。発達性ディスレクシアは、学習障害の中核的な位置を占める障害。知的遅れはないのに学習したことが定着しない。頭が悪い、努力が足りない、集中力がないと卑下されてきた。本人の努力の足りなさや精進の度合いとは関係がない。文字をを音声に変換する速度が遅かったり、音声を文字に変化する速度が著しく遅い特性を持つだけで、本質について思慮する力も閃く力も劣ってはいない。ただ速度が遅かったり、何らかの補助が必要だったりしただけだ。むかしは、ぐず、ノロマと下げずまれ、本人自身も自分は価値のない人間だと思ってきた。

この障害が明らかになり、知的には何ら問題がなく、支援すれば高い能力を発揮する人もいることがわかってきた。STRAWーRはその人を見つける検査だ。自分を含めこの人たちのプライドをかけてこの検査を広める使命があると思っている。

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