安否情報2023年10月29日

激甚災害時の自治会での助け合いのために毎年この時期に安否情報を各家庭から申告してもらっている。阪神淡路大震災時に消防署も役所も被害にあった際は自治会内での助け合った教訓を参考にして各地に広がった様式だ。この申告については家族の情報が個人情報に当たると毎年自治会で議論になる。収集しているのは介助が必要な幼児と高齢者、その他の人員を自主申告してもらうだけだ。嫌なら申告しなければ済むだけの話なのに、一部の形式的な建前にこだわる人がいつも疑義を挟む。たまたま輪番で役員になっている人は無益な言い争いに巻き込まれたくないのでこういう議論が繰り返される。

中には行政が把握すれば良いという人もいて、そもそも激甚災害時のインフラ機能の停止が想像できないらしい。どんな事案でもごく少数の人の意見のために大多数が振り回される。今回制定されたLGBT法しかりマイナンバー法しかり憲法改定しかりである。それが民主主義だと言えばそれまでだが、大多数が賛成や反対だと思っていることが実現しないことが民主主義だろうか?こういうことを言うと横暴だ押し付けだとバッシングしてくるのも同じ人たちだ。サイレントマジョリティーはめんどくさいので何も言わないが、本音はいい加減にしてほしいと願っている。
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