自主ゼミ ― 2024年08月01日

大学時代の友人5人が集まって泊りで飲み会をした。1カ月前の同窓会で会えなかったメンバーだ。25年程前にも有馬温泉で集まったが、皆おじいさんになってフロントで顔を合わせても俄かには分からないほど老け込んでいる友人もいた。ただ、声色は変わっていないので話すと45年前の若人が蘇ってくる。自分以外は皆真面目に授業を受けていたメンバーで、卒業と同時に正規採用された。その後、職場や家族に様々あったのは皆同様で途中退職したり行政に行ったり坊主になったりした。飲んだあとは何を話したか定かではないが、日常の百倍は喋ったと思う。だが、酒は昔のようには進まず半分以上余ってしまった。皆歳をとった証だ。
このメンバーは、大学側が主催する実習行事だけでは飽き足らず、自分たちでレポートを作って学部として自主ゼミと称して伊吹山で合宿を企画したのが始まりだ。何を話していたのかは昨夜と同じく全く覚えていないが熱心に取り組んでいたのはよく覚えている。自分はすでに滅びかけていた学生運動に巻き込まれて学部では異質の存在だったが、この仲間が学部から離れないように引き受けてくれていたのだと思う。持つべきものは友達だというがその通りだなと思う。
このメンバーは、大学側が主催する実習行事だけでは飽き足らず、自分たちでレポートを作って学部として自主ゼミと称して伊吹山で合宿を企画したのが始まりだ。何を話していたのかは昨夜と同じく全く覚えていないが熱心に取り組んでいたのはよく覚えている。自分はすでに滅びかけていた学生運動に巻き込まれて学部では異質の存在だったが、この仲間が学部から離れないように引き受けてくれていたのだと思う。持つべきものは友達だというがその通りだなと思う。