中国国民は日本で警戒せよ?2024年09月25日

渡航警戒レベル
在日本の中国大使館は、在留中国人および訪日予定者に対し、安全確保のため警戒を呼びかけた。これは、中国・深圳での日本人男児刺殺事件を受けた対応と考えられ、国慶節を控えた日本旅行への注意喚起でもある。パレードやデモへの接近を避けること、現地の法律を遵守すること、紛争時には法的手段で対応することが推奨されている。日本の外務省も中国国内での犯罪に対する注意を呼びかけているが、中国は日本国内でのリスクに備えているという。男児殺害を受けて外務省が中国渡航への注意喚起を行った意趣返しのつもりだろうか。他国で日本人が殺害されたからといって、その国が日本への渡航に注意喚起したことなど一度もない。中国は自ら日本人に嫌がられていると自覚しているからに他ならない。ただ、いつもの通りとはいえ、自分に非があるのに相手の責任にすり替えるのは一貫しているなと感心してしまう。

それに引き換え我が国は、中国大使に台湾を擁護するなら日本人を火の中に入れると発言されても、靖国神社で厠と落書きされても、日本人親子が襲撃されても、NHK海外放送で尖閣は中国領だと放送ジャックされても、理由も明らかにせず拘束される邦人が相次いでも、領海領空を中国軍に侵入されても、中国は平和で安全な渡航先だと、レベル0に据え置いたままだ。誰も殺害されていなくてもアメリカはレベル3で渡航を見合わせろと示すし、中国に頭の上がらない韓国ですらレベル1で警戒を渡航者に呼びかけている。自国民が何度も脅かされ蔑まれ殺害されても摩擦を嫌い問題を有耶無耶にしてしまう政治家は必要ない。