今まで通り2023年04月18日

総会に向けた町内会の資料作成をするために、歴代のUSBメモリーに記録された資料に目を通す。10年間程見ても単位自治会は会費と班編成くらいしか変わっていない。おまけにPCが使えない会長時代はデータが何も残っていない。引き継いだ紙袋は3つもあるのだが、整理した形跡のない記録ファイル類だ。膨大な紙資料は見るのも気が遠くなり全部捨てた。USBスティック1本あれば年間消費ファイルは2MB程度なので1000円ほどの64ギガのUSBメモリーなら3000年分蓄積できる(途中でデータが消えるとは思うが)。大した個人情報もないので、Googledriveなどの大手のクラウドに保存しておけば紛失などもなくなり便利なのだが、年寄りに説明がめんどくさいし、どうせ使えないだろうから意味がない。しかし、パソコンが使えない役員ならお隣さんにお願いすればいいのにそういう関係性もない町内会はすでに終わっている。

その上部団体の協議会は13自治会600世帯をまとめるものだが、この単位自治会の役員が代議員兼役員で出ていくことになる。役員が60人近くもいると働き盛りが多かった古の設立当時は何か仕事を与えたくなったのだろう。そして町の職員の下働きのようなボランティア事業にかり出されていく。高齢者の体育委員がごく少数の体育ファンの体育行事のお世話もさせられている。自治会協議会は本来、行政や他団体と交渉する団体機能と自治会館等の共有財産の管理機能さえあればいい。ここでごちゃごちゃ仕事を作るから町内会に目を向けている暇がなくなるし、自分にメリットが感じられない町内会をやめるという世帯も出てくる。今まで通りにしていては組織は必ず衰退する。楽しくないと人は集まらない。
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