尾道 ― 2023年05月31日
朝9時に出て13時に尾道に着いた。雨は上がり日が差して、尾道水道の海が明るく輝く。展望台から千光寺に向かう。途中、文学の道とかがあって尾道を題材にした歌や詩句が大岩に刻まれている。尾道を詠ったものもあるが、松尾芭蕉の「うき我をさびしがらせよかんこ鳥」の石碑は1792年当時尾道に庵を結んでいた俳人らが松尾芭蕉の100年忌祭を営んだ際に建立されたものでこの地に因んだものではない。『奥の細道』の旅を大垣で終え、伊勢神社遷宮に向かう途中、三重県長島町の大智院で「憂きわれを寂しがらせよ秋の寺」を詠んだ芭蕉は、京都嵯峨の落柿舎に滞在した時の嵯峨日記にした時に秋の寺から閑古鳥=カッコウにしたという。
寺は崖の岩石にへばりつくように建てられており、眼下に尾道水道と向島のドックのクレーンが見える。小型のフェリーが行き来しのんびりした風景だ。ゲストハウスではハンターとパドルボードでガイドをしている方と話した。オーナーは気さくな方で夜遅くまで家族連れと談笑していた。いい宿だ。
寺は崖の岩石にへばりつくように建てられており、眼下に尾道水道と向島のドックのクレーンが見える。小型のフェリーが行き来しのんびりした風景だ。ゲストハウスではハンターとパドルボードでガイドをしている方と話した。オーナーは気さくな方で夜遅くまで家族連れと談笑していた。いい宿だ。