ペルソナ・ノン・グラータ2024年06月03日

中国の呉江浩駐日大使が主催する座談会で、台湾の総統就任式に日本の国会議員30人超が参加したことに触れ、日本が「台湾独立」や「中国分裂」に加担すれば「民衆が火の中に連れ込まれることになる」と発言した。座談会には鳩山由元首相や社民党の福島党首が参加し鳩山氏らは呉氏の主張に反論すらしなかったという。台湾問題で中国の意に反することをすれば日本に侵攻して日本人を殺すと言ったに等しい。この外交官の発言は、「不適切」抗議では済まされないと国会内でも議論になっている。呉氏は昨年も同様の発言をしており、外務省は厳重な抗議を行った。日本政府の正式な抗議を無視し発言を繰り返した意図は極めて悪質だ。『ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)』として追放すべきだという意見もある。ワシにしてみれば、国民を殺すと恫喝されても黙っている元首相や野党党首も我が国のペルソナ・ノン・グラータだと思う。

1972年の日中共同声明で、中国は台湾は中国の一部だといい。日本は中国の立場を十分理解し、尊重するが、ポツダム宣言第八項に基づく立場を堅持すると言う。領土の問題は終戦時のポツダム宣言で中華民国と日本の領土は明確になったが、今の中国の領土については当たり前だが未来のことなので触れてはいない。中国を理解しているから日台関係は非政府間の関係を維持してきた。ただし中国の武力による現状変更については世界も日本も許さない。台湾は独立を求めず、平和的に現状維持を続けると今回の新総統も宣言した。その平和的姿勢を日本の議員がお祝いして何が悪いと言わねばならない。台湾ばかりか日本まで武力の威嚇と恫喝を繰り返す外交官はお帰りいただくのが筋というものだ。

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