中辺路 ― 2024年03月08日

熊野本宮から路線バスに乗って中辺路の発心門王子に行く。バスでは15分の場所だが歩くと3時間かかるらしい。乗客は二人。降りて本宮に向かい始めるともう誰もいない。集落から出てくる人影もない。まさに一人旅。中間点の伏拝王子までポカポカ日差しで汗をかく。風も心地よい。ここからは大斎原の大鳥居が小さく見える。昔は川の中洲に本宮があったそうで、これを大斎原といいここから巡礼者は伏して拝んだのでこの名がつく。大斎原は明治に水害で消失し今の場所に移転したそうだ。
本宮まで1万6千歩だった。もう今日は歩かないぞと思っていた。場所を変えて速玉大社は新宮にある。ここで終わろうかと地図を見ると神々が降臨した神倉神社を残していた。石段は崖のような石段で降りるには自信がない。喘ぎながら登り詰めると岩の下に支えるように神社があり、太平洋まで見える高台だ。確かに神々が降臨しそうな風景だ。明日は串本のロケット打ち上げで道が混むという。昼までは反対側の瀞峡の川巡りなので影響がないが、午後の那智の滝方面が打ち上げは終わっているはずだがどうだろう。串本大島のキャンプ場まで辿り着けるだろうか。
本宮まで1万6千歩だった。もう今日は歩かないぞと思っていた。場所を変えて速玉大社は新宮にある。ここで終わろうかと地図を見ると神々が降臨した神倉神社を残していた。石段は崖のような石段で降りるには自信がない。喘ぎながら登り詰めると岩の下に支えるように神社があり、太平洋まで見える高台だ。確かに神々が降臨しそうな風景だ。明日は串本のロケット打ち上げで道が混むという。昼までは反対側の瀞峡の川巡りなので影響がないが、午後の那智の滝方面が打ち上げは終わっているはずだがどうだろう。串本大島のキャンプ場まで辿り着けるだろうか。