ナメ退治ベイト2024年06月23日

ナメクジ被害で少しは知識を得た。カタツムリもナメクジも「陸貝」という巻貝の仲間。背中に殻がないのが特徴のナメクジはカタツムリから進化した。外敵の攻撃から身を守るため、岩の裏やプランターの下といった狭い隙間に入れるようになり、敵から見つからないことで身を守るようになった。ナメクジは夜行性の生き物で、じめじめと湿った場所を好んで生活している。普段は植木鉢や落ち葉の下などの「日が当たらない場所」に身を隠しながら住んでいる。寒い日には冬眠をしプランターや石の下で身を隠している。ナメクジは雑食の生き物で「野菜・果物・花・葉っぱ・キノコ・苔・虫の死骸・コンクリート」など、何でも食べ植物を食い荒らす。ヌメヌメとした粘液を出してその上を歩く。夜な夜な出てきては、庭中の植物を食い散らかしてまた棲み処へと戻っていく。1日の歩行距離は4mにも及ぶ。ナメクジには線虫が多く寄生しており、人体に入り込むと、重篤な症状(広東住血線虫に起因する疾病など)が現れるケースがある。

今回購入したのは住友化学園芸のナメ退治ベイト。メタアルデヒドが成分で、ナメクジ類、カタツムリ類及び淡水性リンゴガイ科巻貝の経口吸収や腹足部からの接触吸収により毒性を発揮する。腹足部の筋肉が収縮し、大量の粘膜分泌物を出して麻痺が起こり、身体を収縮させて殺虫する。この成分自身は土壌には問題なく分解されていくらしい。

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