音韻統合の流暢性 ― 2023年03月25日
今年度最後の学習会だった。スタジオ会場まで歩いて行ったが阪急西向日駅南東の桜の径は桜のトンネルで見事な満開だった。この桜を残したいと言う住民の気持ちは良く分かる。けれども桜の根がアスファルトを破ってしまうのと幹が太くなり枝も張りすぎて車両の安全走行が困難になっているのも事実で一部は伐採すればどうかとする行政の意向もわかる。会場につくといつもの事務局メンバーが早くからスタンバイしていていた。今日の事例は、STRAW-Rでいうところの正確性は標準域で流暢性がRAN以外に難があり文字は読めるが単語が逐次読みになって速度が出ない意味がつかめないという事例だった。そこから読み取れるのは単一の文字の形や音は記憶できているが、連なる文字列単語を認識できない音韻統合の問題が考えられた。通常なら支援は聴覚法が適用されるが、その条件となるAVLTの聴覚の長期記憶が通常児の半分ほどなので適用しても効果がないのではないかという事だった。
AVLTは15単語の記憶を5回試行し30分後に10単語以上記憶していれば長期記憶の標準域に達していると判断して、音だけの記憶に頼る聴覚法に取り組む前提条件として行われる。この音韻統合の流暢性を聴覚ルートが難しい時にどういう支援があるのかというのが今回のテーマだった。上越教育大の福田氏の音韻統合のトレーニングは絵を見て3文字の真ん中の音を抜いてできるだけ早く読む訓練が論文にあるが、これでは音声と文字辞書(長期記憶)が不完全な場合負荷が高すぎるのではないかと思うのだが臨床を持たないので何とも言えない。視覚ルートからバイパスして音に結び付ける方法はないものか思案している。
AVLTは15単語の記憶を5回試行し30分後に10単語以上記憶していれば長期記憶の標準域に達していると判断して、音だけの記憶に頼る聴覚法に取り組む前提条件として行われる。この音韻統合の流暢性を聴覚ルートが難しい時にどういう支援があるのかというのが今回のテーマだった。上越教育大の福田氏の音韻統合のトレーニングは絵を見て3文字の真ん中の音を抜いてできるだけ早く読む訓練が論文にあるが、これでは音声と文字辞書(長期記憶)が不完全な場合負荷が高すぎるのではないかと思うのだが臨床を持たないので何とも言えない。視覚ルートからバイパスして音に結び付ける方法はないものか思案している。