耳下腺炎2024年07月27日

一昨日から左耳下側に痛みを感じ触ると腫れている。耳下腺炎かなと思い副鼻腔炎の治療で残っていたレボフロキサシンを飲んだが改善しなかった。この薬剤はニューキノロンと呼ばれる抗菌薬で、旧来の抗菌薬に比べ抗菌力が強く、副作用が比較的少ないので感染症の万能薬のように使われている。ただ耐性菌もあるので前回は結局ペニシリン系の抗生物質アモキシシリンに変えて治癒した。耳鼻科に行くといきなり耳下腺周囲を掴まれて唾液腺から膿が出ないかどうか確認された。「膿が出るほどひどくはないね」といわれ、超音波検査をして「耳下腺炎でしょう。夏には多いです」とのことだった。今回は初めからアモキシリンが5日分処方された。

待合はネット予約のため混んではいないが、廊下に出されている患者がいた。新型コロナの疑いのある患者は冷房の効かない廊下で待つことになる。受付で息子と同居しているかと聞かれた。同居していると答えると廊下で待機させられた。受付から息子が出てきて新型コロナと診断されたと言う。同居家族なので念のためにということだった。息子は治療薬に1万5千円も支払わされたとぼやいていた。我が家は肺炎で入院していた家人もいるので仕方ないが、感染の可能性は自分にもある。おそらく5月の初めに感染しているので免疫は獲得できているはずだが週明けまで待たないと結果は分からない。