ブラックボックス停止2025年01月12日

ブラックボックス
韓国旅客機事故について韓国国土交通省は、機体が滑走路外の構造物に衝突する約4分前に、フライトレコーダーとボイスレコーダーの記録が停止していたと発表。このため、事故調査が難航する可能性が指摘されている。事故機は救難信号を発信していたが、その前後の記録は残っておらず、記録停止の原因は調査中だという。フライトレコーダーは損傷が激しく、韓国での解析が難しいため、ボイスレコーダーとともに米国で解析が進められている。専門家は、バードストライクにより両エンジンが停止し機体の電源が落ちたことで記録が止まる可能性に言及。また、位置情報を伝えるシステムも救難信号発信直前から情報送信が途絶えており、電源喪失の可能性が高いとされる。このような状況から、調査委員会は事故原因究明を進めるが、電源系統の問題が重要な焦点となる見込みという。バードストライク墜落原因説は不自然でブラックボックスを調べればわかることだと叩かれるとブラックボックスが損傷していると発表をして、ブラックボックスは強靭だと反論されると今回はブラックボックスのレコーダーが停止していたという発表となる。やはりそう来たかというのが正直な感想だ。証拠を隠すような発表を繰り返しているようにしか思えない。機体が古かった説も出てきているが今回の機体は2009年製造のものでこの程度の機体は現役でいくらでも飛んでいる。

過去半世紀の墜落事故の公式発表でブラックボックスのレコーダーが故障していた事故は2013年の韓国アシアナ航空214便事故の1件だけだ。これは着陸前の機長らの会話が数秒間上書きされて消えたというもので、曲がりなりにも作動はしており停止したわけではない。今回は機体に搭載している場所も違うフライトレコーダーとボイスレコーダーの両方が4分前に同時に停止していたという。あり得ない事を、簡単に発表する韓国当局に感心してしまう。航空機の電源が4分前に全喪失したというのが当局のシナリオだろうが、航空機は何重にも安全対策が施されておりバックアップ電源もある。ブラックボックスは機体が失われる事故でも記録を残すために設置されているもので、通常電源を失っても予備バッテリーで独立作動するものだ。今回の当局発表が事実なら、ブラックボックスすらまともに点検されていない航空機だったという発表になる。これでは恐ろしくて韓国機には乗れない。韓国航空界が文字通りブラックボックスだと言われても仕方がない。

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