ガスメータ交換2023年11月01日

大阪ガスの下請けの兄ちゃんらしい人がガスメーター交換が必要だと訪問してきた。ガスメーターをデジタル処理にして、ガス漏れやガスの使いっぱなしに対応してガスを止める機器に交換するという。ガスの使用量もこれまでの検針を排して自動的に計測できるようにするというシステムへの変換だという。サブスクで毎月800円程度の使用量がかかるともいう。これ体のいい値上げじゃんかと思うけど、人手不足で検針員も雇えない状況なら仕方がないかなとも思う。デジタル機器の接続に1時間程度の工事がいるyという。聞けば専用無線回線を設置して家庭のガス使用状況をモニタリングするという。

断ってもいいかなとも思ったが、まぁデジタルで管理するのは世の流れだしもしもの時には役に立つかもしれない。工事には家庭内のガス漏れもチェックするというし契約した。ただ、今自分がどこのガス会社から課金をされているのかがわからない。eoネットに変えた際に関電ガスに変えたことまでは覚えているが、ネットプロバイダーを変えた際にこの契約がどうなっているのかまでは把握していなかった。明日関電ガスに電話しようと思う。

きれいな声2023年11月02日

昨日のガスメーター交換をきっかけにして、関電ガスから大阪ガスに乗り換えようとしてWEBから乗り換え手続きをした。ところが契約番号とガス供給地点特定番号がわからない。関電ガスに電話すると最初の自動案内でネットで調べられるからSMSにURLを送るとガイダンスがあったので、見てみるとわかりずらい。やっぱり電話でオペレーターと話そうと電話をかけなおした。すぐにつながりきれいな声での応答があった。あまりにきれいな声なので自動音声なのかと思ったがリアルオペレーターだった。

生年月日や住所を確認して聞きたい情報を得た。近頃のオペレーターはアウトソーシングで必ずしもその会社の職員ではない。ただ、オペレーターによっては要点が伝わらなかったり、明らかに外国人だなと思う発音で話すので今回は驚きだった。とてもきれいな声で正しい発音で応答してもらうともうしばらく関電ガスでも良いかなと思ったりもした。

ガス代電気代2023年11月03日

先日のガス栓管理のデジタル機器の装着の工事があった。年間1万円近く取られるのかぁと思うと契約はまずかったかなとも思ったが、解約は2000円ほどでできるのでとりあえずは使い勝手を見ることにした。最初にガス漏れ調査としてガスストーブの栓を見せてくれと言われるのだが、ガスストーブを使っていないので探し回ってやっと見つけた。ガス圧を確認しているのだろう。工事の担当者は、電気やガスの自由化で皆さんあちこちに会社を変えるけど、下手すると高かったりするので大阪ガスに戻しませんかと言われた。すでに先日の契約の後ネットから大阪ガスに変えたことを伝えた。

今は原油が高騰しているので、様々な会社に乗り換えても高いものは高いし、小さな会社は上限制限がないので高騰期にはかえって料金が高かったりするらしい。今加入しているテラセル電気もシミュレーションで安かったのでeo電気から乗り換えたがあまり得した実感はない。

冬まつり2023年11月04日

町内の中には様々な団体がある。中でもにやま坂という夏祭りを担当する団体は、この町の祭りを司っている自主団体だ。今回は、冬まつりをするので夏祭りの延長で共催してほしいというので、二つ返事で了解した。冬まつりはこれまで自治会館を使用して民間団体として会館を借りるのでかなりの負担があった。自治会連合会が共催すれば半額程度で済むし、そもそも町の子供たちのために手弁当で主催してくれているのだから断る理由がない。支えているのは我々より一回も二回りもり若い世代である。今まで年寄りに遠慮して共催提案ができなかったという。

今日は第1回の実行委員会だった。餅つき体験会やしめ縄づくりをはじめフリーマーケットも企画している。これまでビラ巻きも10人ほどのメンバーで2000世帯のポストインをしていたという。そんなもの連合会の班長にお願いすればあっという間に終わってしまう。このビラを自治会役員がまくことで献身的な努力をしている彼らへのエールになればと思う。

若き研究者2023年11月05日

リモート学習会でDD(発達性ディスレクシア)支援について、DRCモデル(Dual. Route. Cascaded model)を日本語に当てはめて講演してもらった。講師は若き研究者。これまでは老練な講師の話が多かったので新鮮だった。人にもよるのだろうが、彼女の説明は鋭く明解で大変わかりやすいものだった。大学教員なので話には慣れているのだろうが、語尾がはっきりしていて聞いていて気持ちが良い。

障害者研究については若手がなかなか出てこず、かつての「若手」研究者ばかりで食傷気味だったので余計に気持ちが良かった。何よりもエビデンス重視が当たり前という姿勢が心地よい。日本の研究者の未来は明るいなと感じた。もっともっと若手研究者が育ってほしいと願う。

木子ファームペンション2023年11月06日

30年前のままだった。山奥のまた山奥にログハウスの3階建ペンションが静かに建っていた。日置からは15分程度だがまっったく街の光は入って来ず漆黒の闇だ。おまけに今日は雨模様で風まで吹いて山が唸っている。今年80になるというオーナーはもう一軒ログハウスを建てるのだと半分仕上がった建屋を見せてくれた。

昔ここで子供達と家族5人で年に一度は遊びに来た。青空の下でペンションのテラスを舞台にしてブルーグラスバンドが演奏していた。全てが遠い思い出だが、今日はその丸木作りのベットで眠る。

鳥取砂丘2023年11月07日

山陰の旅2日目。丹後半島から豊岡を経由して浦富海岸へ来て遊覧船に乗ろうとしたが、天気は良いが波が高すぎて出航できないという。仕方がないので、鳥取砂丘へ。ここも風が強くて砂丘の上は目も開けられない。細かな砂粒が飛んできて視界が煙っているように見える。海岸線を走ると砂丘温泉という看板が見えたので入ってみる。昨日の日置のぬる温泉とはうって変わって熱すぎる。

もう今日の予定は鳥取城址だが見るべきものもないので早めに湖山池キャンプ場に行く。風がまだ強くて、相方はソロテントを飛ばしてしまい危うく池の中に水没するところだった。薪をくべ3時間ほどまったりしていた。相方は急速給油でとっくに寝てしまい、周りは風も止み虫のすだきだ。9時過ぎにはテントに入って寝てしまう。

水木ロード18時終了2023年11月08日

倉吉の白壁町並みから蒜山高原、大山と巡る。倉吉もがらんとしていて、ただ水路に家までの橋がかかっていてそれが続いているというもので、ふーんで終了した。鍵掛峠からの大山の勇姿は圧巻で見る価値がある。天空のリフトは冬はスキー場に使うリフトだが遠く境港までの海が見えるというのがウリだが、これ以上寒くなると客は来ないだろう。花回廊は金ばかりかけた構造物がある割には花は少ない。赤いサルビア畑の向こうに富士のような大山が展望できるのが唯一の見せ場だった。皆生温泉は良い湯だったが、1500円も取られるなら2時間は過ごしたい。

境港の水木ロードは18時で全て店が閉まり誰も歩いていない。田舎時間といえばそれまでだが、日が落ちれば妖怪が跋扈するのも無理ない静けさだ。ゲストハウスはニュージーランド人のJock が経営する一軒家だ。12年も住んでいるらしいが日本語はまだまだで、メールは全て翻訳機にかけているのが良くわかる。GHのシンボルのシダの葉っぱはオールブラックスのチームシンボルで自分もラグビーのフランカーをしてたらしい。

松江城お堀遊覧船2023年11月09日

美保崎灯台の景色は絶景だった。遠く大山が見える。冬の快晴時なら穏岐まで見えるらしい。そこから、由志園のなんちゃって秋ボタンを見て、足立美術館にいく。足立全康は炭売りからの成り上がりのコレクターではあるが、日本画の特に横山大観に惚れ込んでこの美術館を立ち上げる。「名園と横山大観コレクション」日本庭園と日本画の調和は、日本人なら誰でも分かる日本庭園を通して、四季の美に触れ、その感動をもって横山大観という、日本人なら誰でも知っている画家の作品に接することで、日本画の魅力を理解を促す。この美術館の意図は大観を知ることによってその他の画家や作品に興味を持ち、ひいては日本画の美、すなわち「美の感動」を知って欲しいという創設者足立全康の強く深い願いがあるのだろう。院展の大きな作品は細やかな日本人の表現がよく理解できた。

明日は雨だというので、玉造温泉で入浴して大急ぎで、松江城の堀巡りの遊覧船に乗る。まったりした小一時間が至高の時であった。

小泉八雲2023年11月10日

今日は1日雨。松江城から小泉八雲館に行き時間を潰す。八雲、ラフカデオハーンはアイルランドを実家とし、アメリカにわたり新聞記者となり日本の古事記に感動し横浜に渡ってくる。古事記にある神話の虜になり松江に移り住み怪談を蒐集する。英語教師として多くの弟子を擁するが、本に書いていることよりも自分の頭で考えたことを言えというのが彼の信条だった。

日本を愛した外人は多いが彼ほど日本の文化をリスペクトした文学者はいない。出雲大社に寄って二礼4拍手をして、うさぎキャンプ場に行く。雨は止み星が出てきた。