電力会社2022年11月08日

地域独占だった電力小売に競争の原理を取り入れて、6年前から自由化して利用者が電力会社を選べるようになっている。しかし、関西でいえば関電以外が安いとは限らない。ワシの加入しているeoネットとの抱き合わせのeo電気は、安価だと思って選択したが、現在は関電より高い価格になっていることが判明した。関電に戻すのも癪に障るので他を探してみた。年間2万円近く安くなるシミュレーション結果が出たのがTERASELでんきだった。電気を販売するのは伊藤忠エネクス株式会社の100%子会社で拠点は九州のようだ。ただ、シミュレーションというのはその会社が作ったものなのでどこまで客観的なのかはわからない。とにかく1年続けてみることにした。光熱費が半端なく値上がりするし、昼間も自宅にいて気候変動の激しい中で電力消費の多い年金生活者は気が気ではない。

そもそも、11年前の大震災の福島原発のメルトダウンと旧民主党のおかげで日本中の原発がずっと止まったままだ。化石燃料発電をベース電源としてやり繰りしているので産油国には足元を見られっぱなしだし、イランやロシアからも国際制裁で石油が買えないとなれば原油はさらに値上がりする。化石燃料の二酸化炭素排出が大変だと、CO2を吸収してくれる森林を伐採し地面を遮って太陽光発電する漫画のような事態になっている。庶民は発電単価の高い太陽光発電にも金を吸い上げられ、電力が足りないと言っているのに電気自動車の時代だと騒いでいる。この国の政治家はアホばかりか?としか言いようがない。

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